作業室入室時の手洗・消毒の励行

なぜ手洗・消毒が必要か

 

@汚れた手指で作業した場合、その汚れが医薬品に付着して医薬品が不良品となる。

 

A人の手指には、細菌等の無数の微生物がついているので、医薬品を汚染し、それにより品質低下をもたらすことがある。

 

手洗いの手順

 

@まず、石鹸をつける

 

A手のひらをこすり合わせて洗う

 

B両手を重ね合わせ指と指の間を洗う

 

C左手の甲を右の手のひらで、次に右手の甲を左の手のひらで洗う

 

D親指や小指の外側を洗う

 

E指先や手首を洗う

 

F全体をゴシゴシ洗う

 

留意する点

 

@作業室に入る前、作業の前後には、必ず定められた洗剤、消毒剤を使用し、定められた方法で手指を清潔にする。注射剤などの無菌製剤を製造する作業室へ入室するときは、特に注意する。

 

A手指の洗浄・消毒後は、ペーパータオルや温風乾燥器等を用い再汚染しないようにする。